工事概要
工事名 | 道交地防安(改築)第9101-016-6号 県道南国伊野線防災・安全交付金工事 |
発注機関 | 高知県高知土木事務所 |
工事場所 | 高知県 高知市 鏡今井 |
工期 | 令和3年9月11日~令和4年3月26日 |
工事内容 | 施工延長L=206.4 軽量盛土工V=265m3 落石防護柵設置工L=120.1m 排水構造物工L=229m |
着手前
着手前の空撮画像です。現場は鏡ダムの管理事務所付近。ダム湖の方へ降りていく坂路と県道をEPS工法という発泡スチロール素材の材料を使用して拡幅する工事です。
ICT活用工事
地上レーザースキャナーと3DCADを使用して測量をしました。
工事中の状況
多数の工種の中から、軽量盛土工「EPS工法」の工事状況を紹介します。
STEP
コンクリートの基礎を作って、バックホウで法面を整形します。
STEP
法面に遮水シートを張って、水の侵入を防止します。
STEP
前面に簡易壁を立てます。
STEP
EPSブロックを並べて固定していきます。
STEP
コンクリートでEPSに蓋をします。
STEP
上部を埋め戻したあと、アスファルト舗装で仕上げます。
完成
「EPS工法」による道路の拡幅工事が完成しました。
工事中は道路の幅がとても狭くなり、一般の車両を片側交互通行で通しながら工事をしました。はじめて挑んだ「EPS工法」も最初のうちは手探りで思うように進まず、工程を組むのにとても苦労しました。そういった障壁をみんなの力で乗り越えて、無事に工事が完成しました。近隣住民のみなさま、発注者のみなさま、工事関係者のみなさま、大変お疲れさまでした。